ガールズバー・スナック・キャバクラの違いとは?


夜のお店には色々な業態がありますが、行った事が無いと、違いがよくわからないですよね。
ここでは、一般的なスナック、ガールズバー、キャバクラの違いを簡単に紹介したいと思います。
但し、実際はお店によってもかなり違いがあるので、ウェブサイトなどでしっかり確認して下さいね!
ガールズバー・スナック・キャバクラの違いの目次
スナックってどんなとこ?ガールズバー・キャバクラの違い
スナックの特徴
- 比較的年齢の高めのママさんがいる
- お客様の年齢層も高めで、常連さんが多い
- スタッフは少なめ(1人~3人くらい)
- カラオケがある
- ボックスシートがある
- ボトルキープがある
- 料金は安い
スナックは概ね地域密着で、ママさんが長年続けてらっしゃるところが多いです。
コスモス神楽坂も、元々は27年続いたスナックでした。
ガールズバーやキャバクラに比べると、お客様同士も和気あいあいとしていて、社交場的な雰囲気があります。
お酒は、焼酎かウイスキーをボトルキープして、水かお茶で割って飲むのが基本。
お店によっては、ボトルキープ無くても、ハウスボトル飲み放題のところもあります。
カクテルとかはあまり置いてません。
スナックのセット料金(基本料金)は、2~3時間飲み放題で、3000円~4000円くらいが相場。

これに初回はボトル代がかかるとこが多いですね。大体5000円くらい~でしょうか。
カラオケも歌い放題が基本。
つまりスナックとは・・・、
「ママさんがいて、料金が安くて、ウイスキーか焼酎飲みながらカラオケ歌うお店」です!
※最近は、うちのお店(コスモス神楽坂)のように、若いスタッフがたくさんいる「スナックみたいなガールズバー」、あるいは「ガールズバーみたいなスナック」も増えてきているので、上記にあてはまらない事もあります。
ガールズバーってどんなとこ?スナック・キャバクラの違い
ガールズバーの特徴
- 店長とボーイさんがいる
- お客様の年齢層は若い方~年配の方まで幅広い
- スタッフは20代が中心で、人数も多い(4人~10人以上)
- カラオケ有無は店による
- カウンター席しかない
- 私服~ゆるめの制服が多い
- 40分~60分の時間制
- 料金はスナックよりも高い
ガールズバーは、「若い女子スタッフがいるショットバー」です。
女子スタッフは、学生さんやダブルワークのOLさんが多く、他の夜のお店に比べるとカジュアルな雰囲気があります。
大体、深夜の3~4時、遅いと朝5時くらいまでやっているお店が多いですね。
普通のバーと同じ、「深夜酒類提供飲食店」という扱いなので、営業時間の制限が無い代わりに、お客様への「接待行為」は出来ません。
キャバクラみたいに、「ボックスシートで隣に座り、タバコに火をつけてお酒を作る」とかやっちゃったら、スリーアウトでゲームセットです。
接客は全てカウンター越し。あくまでもバー。
だからこそ、初心者や初めての方でも、安心して働ける、遊びに来やすい形とも言えますね。
料金は40分~60分の時間制で、大体2000円~4000円くらいです。
お酒は、一杯につきいくら(ショット制)のお店と、飲み放題のお店があります。
ボトルキープは無いところがほとんどで、ビール、ウイスキー、カクテル、焼酎など色々な種類のお酒があります。
オーダーは大体ボーイさんが作ってくれるので、女の子はお酒の作り方覚えなくても大丈夫。
女の子スタッフは、カウンター越しにお客様とお話するのが、主なお仕事になります。
飲み屋さんなので、あまり深い話というよりは、カジュアルな話題が多いですね。
また、お話が盛り上がった時などに、お客様からスタッフにドリンクを振る舞って頂ける事があります。
チップみたいな感じですね。
スタッフへのドリンクは1杯800円~1000円が相場で、これは飲み放題とは別会計になります。
つまりガールズバーとは・・・、
「若い女の子スタッフがたくさんいるカジュアルなショットバー」です!
キャバクラってどんなとこ?ガールズバー・スナックの違い
キャバクラの特徴
- 男性店長や、役職付きのボーイさんが複数いる
- お客様の年齢層はガールズバーよりやや高め
- 女性スタッフは20代~30代が中心でたくさんいる
- カラオケは無い
- ほぼボックスシートのみ
- 露出多めのドレスコードがある
- 料金はガールズバーより高い
キャバクラは、ドレスを着た女性スタッフがたくさんいるお店です。
「接待」を行うため、飲食店ではなく、風営法の許可を取った風俗店という扱いになります。
朝まで営業は出来ないので、24時~25時くらいには閉店します。
客席はボックスシートで、大体お客さん一人につき女の子一人が隣に座って、お酒を作ったりタバコに火を付けたりしてくれます。
大箱で内装が豪華なお店も多く、概ねゴージャスでグラマラスな雰囲気が特徴です。
銀座の超高級キャバクラから、池袋のカジュアルな女子大生キャバクラ、露出の高い水着キャバクラまで、コンセプトやシステムに、非常に大きな幅のある業態です。
料金設定もお店によってかなり異なり、セット料金、初回ボトルキープの有無、ドリンク代、指名料、延長、15%以上のサービス料など、初めてのお店で総額を事前把握するのは、なかなか困難です。
初回ボトルキープ必須の店は、もともと「ニュークラブ(ニュークラ)」なんて呼ばれていたのですが、最近は「キャバクラ」でもボトルキープ必須のお店が多いです。特に高級店。
キャバクラの女性スタッフは「キャスト」と呼ばれます。
キャストの仕事内容は、接待、営業、同伴、アフターなど、ナイトワークの全部乗せです。
「キャバ嬢」、「お水」、「夜の蝶」・・・、彼女らを表す単語はたくさんありますね。
一目でそうとわかるファッションやメイク、独特で個性的なキャラクター自体が、夜の世界を象徴するアイコンでもあります。
ちなみに、日本特有の文化として割と重要らしいです。へー。
キャバクラには、夜のお仕事一本で生きているプロもたくさんいる為、昼職とは文化や世界観が異なる事も多いです。
初めてお仕事をする際は、そのギャップに苦しむ事もあるでしょう。
ただ、キャバクラの仕事は、稼げる金額の上限が非常に高く、有名店では月に数百万~数千万円の高額収入を得る事も不可能ではないので、とにかくがっつり稼ぎたい女子や、水商売での独立を目指す女子は必ず通る道です。
もちろん、ガールズバーの延長でお仕事出来るようなカジュアルなお店もあるので、高収入のバイトを探している場合は、一度チャレンジしてみても良いかもしれませんね。
キャバクラのキャストは、とにかく指名のお客様をつかむ事を求められますので、ガールズバーより目的が明確で働きやすい、という事もあるようです。
つまり、キャバクラとは・・・、
「ドレスを着てお客様を接待し、ご指名をもらうお店」です!
スナック、ガールズバー、キャバクラの違いのまとめ
最後に、それぞれの違いを表にまとめました。
スナック | ガールズバー | キャバクラ | |
---|---|---|---|
営業時間 | 24時くらいまで | 朝まで | 24時くらいまで |
時給 | ふつう | ふつう | 高い |
バック | 低い | 店による | 店による |
ノルマ | 無し | 無し | 有り |
接客 | 隣につく | カウンター越し | 隣につく |
服装 | 指定有が多い | 私服か制服 | ドレス |
年齢 | 高い | 若い | 若め |
料金 | 安い | 安め | 高い |
客席 | ボックスあり | カウンター | ボックス |
カラオケ | 有り | 店による | 無し |
お仕事するにあたっては、それぞれの違いや特徴を何となく知っておくと良いですね。
ちなみに北海道ススキノではちょっと呼び方が変わって、
ススキノのニュークラ=東京のキャバクラ
です。
そして・・・、
ススキノのキャバクラ=大阪のセクキャバ=東京のおっぱぶ
です。
