ガールズバーの時給や仕事内容などをスナック&バーの経営者がご紹介

給料は高い?ガールズバーのバイト時給はいくら?

ガールズバーの給料

おはようございます。スナック&バー コスモス神楽坂のPです。

ガールズバーやスナックで働く場合、時給は高ければ高い程良いはず・・・、と考えていませんか?

実は、女の子の月収にとって大切なのは、「基本時給」ではありません!

ここでは、私が調査した実際の店舗や、自分のお店の例を挙げて、ガールズバーで働く場合のお給料について解説します。

ガールズバーの時給の相場は?

ガールズバーの時給の相場は?

東京のガールズバーの基本時給は、大体1500円~2000円くらいが相場です。

これに「バック(インセンティブ、歩合)」を足して、平均時給で1700円~2200円くらいになるお店が多いです。

単純な基本時給だけであれば、私の知っている中では、最も高くて3000円、最も低くて1200円です。

どちらも繁盛店ですが・・・

とてもマネ出来ません!(笑

ガールズバーの平均時給ってどういう事?

ガールズバーの平均時給ってどういう事?

ガールズバーに限らず、ナイトワークの求人媒体には、「基本時給」ではなく「想定時給」、または「最高時給」が掲載されている事が多いです。

お店によって異なるバックやペナルティが設定されている為、「基本時給」はあてにならないんですね。

かと言って、入店してすぐに、「最高時給」を稼ぐのは、ちょっと現実的でなかったりします。

そこで重要になるのが「平均時給」。

平均時給というのは、バックやペナルティなど全て含めたアルバイト全員の給料の総額を、総勤務時間で割ったものです。

実際の給与額はスタッフによってバラつきがありますが、自分がそのお店で働いた場合に、平均いくらくらい稼げるのかの指標にはなります。

平均時給を公開しているお店は多くありませんが、働くお店を選ぶ際に、「基本時給」ではなく「平均時給」を意識するようにすれば、実際のお給料に近い金額が試算出来ると思います。

参考までに、私のお店(コスモス神楽坂)の平均時給は、2450円でした。(2018年10月、在籍16名)

ガールズバーの時給で月収は?月収の参考イメージ

ガールズバーの時給で月収は?月収の参考イメージ

ガールズバーで働いた場合、一ヶ月にいくらくらい稼げるのか気になりますよね。

そこで、実際にうちのお店(コスモス神楽坂)のスタッフの月収を大公開してしまいます。

例A 20代女子、アルバイトかけもち

基本時給 1600円
勤務時間 106.5h
基本給与 170400円
バック 89650円
交通費 7476円
総支給額 267526円

例B 20代女子専門学生

基本時給 1600円
勤務時間 85.5h
基本給与 136800円
バック 48250円
交通費 9306円
総支給額 194356円

例C 20代女子大学生

基本時給 1600円
勤務時間 51.5h
基本給与 82400円
バック 30250円
交通費 1980円
総支給額 114630円
なかなか悪くない金額ではないでしょうか!?

給料に影響が出る「基本時給」以外の要素

うちのお店は(コスモス神楽坂)は、時給+バック+交通費から税金を引くシンプルな給与システムですが、一般的なガールズバーの月収には、バックの他にも、様々な要素が影響します。

個人成績

お客様からの人気や、ドリンクの杯数など。成績が良い方が稼げます。

バック率

ドリンクを頂いた際のバック金額など。バック率が高い方が稼げます。

交通費の有無

交通費が出るお店と出ないお店があります。

研修期間

研修期間中は、基本時給が変わる場合があります。

勤務時間帯

早い時間帯は、基本時給が安くなる事があります。

出勤日数

出勤日数が少ない場合に、基本時給が安くなる事があります。

勤怠

当日欠勤などのペナルティ(罰金)が給料から引かれる事があります。

合わせて読みたい

ガールズバーでは遅刻や欠勤でペナルティ(罰金など)がある?

制服代、設備費

制服代やロッカー代などが、給料から引かれる事があります。

税金による変動

所得税の扱いで給与が変動します。

これらを全て足し引きした金額が、ガールズバーで働く際の月収になります。

ガールズバーのバイト時給のまとめ

ガールズバーのバイト時給のまとめ

都内のガールズバーでバイトするときの時給は、大体1700円~2200円くらいです。

但し、基本時給ではなく、平均時給なので、毎月必ずその金額になるわけではありません。

ガールズバーは、お店によってバックやペナルティの設定が大きく異なる為、時給だけで判断してしまわないようにしましょう。

また、収入を毎月継続して得る為には、月収額だけでなく、働きやすさも重要です。

基本的には、高時給であればあるほど、スタッフに求められる質も高くなります。

お店によっては、露出の多い制服やドレスコード、売上ノルマや罰金等の条件がつくこともあります。

お店が合わなくて辞めてまた次を探して・・・を繰り返すと、それだけ求職期間も長くなって収入が減りますし、面接に行ったりする時間ももったいないですよね。

なので結局は、自分自身の個性や仕事のスタイルに合ったお店を見つける事が、一番稼げる方法ではないでしょうか。

どうせなら、安心して長く働けるお店を選びたいですね!

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