ガールズバーでは遅刻や欠勤でペナルティ(罰金など)がある?


ガールズバーでお仕事をする際に気を付けたいのは、遅刻や欠勤でのペナルティ(罰金など)。
ペナルティの内容や法的な問題などを、わかりやすく解説していきます。
ガールズバーのペナルティについての目次
どんな時にガールズバーではペナルティになるの?
多くのガールズバーでペナルティ対象になっているのは、「当日欠勤」です。
お店によっては、「遅刻」、「当日以外の欠勤」も対象となる場合があります。
ちょっと珍しいのだと、「お客様とのロマンス」がペナルティ対象のところも。

ペナルティ内容や規則はお店によって違いますが、対象範囲も金額も、キャバクラなどに比べるとかなり緩いところがほとんどです。
ガールズバーのペナルティってどんなの?
ガールズバーでは、当日欠勤など勤怠のペナルティに、「罰金」が設定されている事が多いです。
他には、「時給ダウン」、「バックカット」、「シフトカット」など、やはり給与に直結するペナルティが大半です。
雇用形態にもよりますが、重大な違反の場合は、「クビ」もありえます。
どの職場でも同じですが、バイトでも、会社やお店の一員として働く事になるので、勤怠などを含む就業規則は、守らなければなりません。
ガールズバーのバイトでペナルティにならない方法
せっかくがんばって稼いだお給料なので、出来れば罰金は避けたいですよね。
まず大前提として、勤怠を理由にアルバイトに罰金を科すのは、労働基準法違反となります。(バイトではなく、個人事業主としての業務委託契約の場合は、契約内容によります)
予め就業規則で定めていれば、「1日の賃金の1/2まで、かつ支払い期間の賃金の1/10まで」は徴収可能なんですが・・・。
実は、労働基準法に則った就業規則を作成するには、役所に、就業規則原本と届出書と労働者代表の意見書を提出して、受理されなきゃダメなんです。
で、これきちんとやれてるお店がどれだけあるかっていうと、実際はかなり少ない・・・、というかほとんど無いです。
すごく手間がかかるし、司法書士さんに頼まなきゃ難しいし、内容に不備があると受理されなかったりするので。
つまり、はっきり言えば、ガールズバーでペナルティ対象になり罰金を請求された場合、労基法をタテに、「きちんとした就業規則で定めてない罰金は違法!」と戦う事は出来るでしょう。
但し、業界的な慣習、道理的な良し悪し、周囲との関係性、そしてメンタルを含む個人的な損得などを考慮すると、自己都合の欠勤などによる少額の罰金を、就業規則の未整備を理由に拒む事は、得策とは言い難いです。
罰金が科されてからでは、それを拒否したり取り戻したりするのは、コストとリターンが見合わないという事ですね。
もちろん、アルバイト側に不利すぎる規則や、明らかに法外なペナルティは断固として拒否するべきですよ!
ですが、トラブルを避ける為には、まずはそのようなブラックorグレーなお店で働かない事が重要です。
そして、経営者と労働者はそもそも敵同士ではありませんので、お互いの信頼と協力の上で、よりよい関係を築いていきたいですね。
という訳で、ガールズバーのお仕事でペナルティを避けるには、
「罰金の無いお店で働く」
「勤怠やルールを守ってお仕事する」
の二通りが良いのではないでしょうか。
きついペナルティの無いガールズバーはあるの?
ガールズバーのお仕事は、お昼の仕事に比べてペナルティが厳しいイメージがありますが、実はそうでないお店もあります。
例えばうちのお店は、アルバイトへの罰金を設定していませんが、何とかやっていけています。
他にも縛りが緩いお店はたくさんありますので、面接や体験入店時の雰囲気で判断しても良いですね。
特に、未経験の方や学生さんなどは、色々とお店のルールが緩い方が、働きやすいとは思います。
でも、それって決して、いつでも休んでいいよ、って訳じゃないんです!
実際、当日欠勤が1人出るだけで大打撃なので。本当に。
でも誰だって、体調や色々な事情で休みたいときはありますよね。
いつも頑張ってくれてるので、それはしょうがない。だから罰金は設定しません。
それで店が傾くなら、シフト管理出来ない店が悪い、勤怠の良くないスタッフに頼っている店が悪い、という事です。
つらいけどこれ、仕事なのよね・・・。
正直な話をすると、罰金を設定したいと思う事が無い訳ではありません。
例えば、出勤二日目の入り時間10分前に、「これから飲み会に行くので休みます」という連絡を頂いたときは、天を仰ぎました。
そして、「出勤するか、しないか、あなたにとってどちらが得か考えてみて下さい」と申し上げました。
「じゃ辞めます」ってノータイムでしたけど(笑
今思うと、ものすごい正直な人ですよね。
電話口でコホンとやって、風邪、と一言言ってくれさえすれば・・・。

ガールズバーのペナルティについてのまとめ
ガールズバーでのお仕事には、ルール違反に対して何かしらのペナルティが設定されている事がほとんどです。
でも、きちんと理由を説明すれば、ペナルティ無しになった、という話もよく聞きます。
当日お休みする場合などは、その理由や連絡も重要ですが、何よりも大切なのは、信頼関係です。
お店側もアルバイトも、日頃からしっかりとコミュニケーションを取るようにしておきたいですね。
あとは、ペナルティはきついけど、時給やバックがとても良いお店もあったりするので、労働条件のトータルで判断すれば良いと思います。
ペナルティはどこのガールズバーにもあるものと思って、面接でしっかり内容を確認しておきましょう。
もし入った後に納得できないペナルティを受けた場合は、誰か詳しい人に相談するか、すぐに他のお店を探しましょう!